コンクリのフリル

手collage・blog

OPEN

「途中でやめる」の山下さんに影響を受け、5年ぶりにblogを開設しました。「バイトやめる学校」という著書がバチクソ最&高です。

このブログでやっていきたいことは、今のところ3パターンあって、

▼自分でつくっている(正しくは暫く作っていないのでこれから作りたい)コラージュの紹介

過去に作っていたのは、↓こんなのもの。全てイベントのフライヤーとして作りました。

PhotoshopIllustratorが使いたくてもどうしてもツールとして使いこなせなかったので、ハサミやコピー機修正液などを使ったアナログ製(?)です。

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言うだけは自由だし、自分が思うほど誰も私のことは気にしていないのが世の中なので、調子に乗って淡々と書いてしまうと

自主的にも作れるけれど、誰かにオーダーいただける需要があるなら、答えたい。

・オーダーまでいかなくても、もしこんなものに興味が湧いてくださる方がいるならば、やりとりをしたい。感想をきくだけでもいい。

・本の装幀や服や布のパターンやCDジャケットや何かの背景にでもになりたい(つまり誰かとのコラボレーションの余地があるならば、ということになると思う)

ということを思っています。ざっくばらん。 

これらのコラージュなるものは、過去にダサい評価をされたりして(実際クール系ではないとおもう)しばらく封印していたのですが、やはりあれを作っていたときその瞬間って楽しかったなと日々思い返すことが多く、良かったよと未だに言ってくれる友人もいて、続くかわからないけれど、こうやって何か始めてみた風の行動に出てみよう、と思いました。

▼超ありがちですが、仕事を始めたら暇じゃなくなって、140字までしか文章がかけなくなってしまった気がするので、リハビリ。

以前は携帯で駄文というか謎ポエムというかを1ヶ月max200件ほど書いていた、懐…

▼自己満に英詞を翻訳したい

わたしは日本語しかわからないため、洋楽を一切聴いてこなかった歌詞厨(歌詞の意味がわからず聴くなんて制作者に対して失礼だと思っていた、ちなみに向井秀徳さんが大好きでした)だったのですが、そんな私が参戦する権利はない一生行けないだろうと思っていたフジロックに、去年今年と参戦したところ、もはや歌詞どころか知らないアーティストでも、楽しいものは楽しい。踊れる。なんとなく楽しいが失礼でもないっぽい、なんなら許されている気がするというかその自由さが音楽の本質??みたいな境地に陥りました。(個人的には超凄い体験だった。事前の理解がなくともその場で融合することができるんだ。。という)

そして今年のビョークのラストがPVが大好きで何を言っているかは知らないわからないけれどマジ良いPVだなあミシェルゴンドリー大好き〜という認識だったHyperballadという曲だったのだけれど、

www.youtube.com
その訳詞を一緒にいった友人があとで送ってくれて「こんな歌詞だったのか!」と思い、苗場から戻って来てからじんわり、ということがあった。

その訳詞を見てから、英詞をみると、確かに難しい単語はそこまでなく、映画「メッセージ」で主人公がヘプタポッド語を理解した瞬間みたいな喜びが、少しだけあった気がした。単純に日本語訳をみたあとに、元の英詞をみたら読めた気がした〜!!という、この子馬鹿なのかな?みたいなことだけなのだけれど、辞書を使いながら、自分なりにわかりたい外国の歌を、自分なりに和訳するのは楽しい気がする、と思いました。何よりビョークが何を言っているのか、自分なりに分かろうとするということが、一切の洋楽を拒否してきた自分には必要なことな気がして。

そして直訳だと変だろうから、自分なりに「ここまでこの単語の意味を広げてもいいんじゃないか」みたいなことを考えるのは、NOVAに通うことより、外国語を身近に感じることができるのではと思いました。歌詞厨出身だからこそ、そうやって詩的なものに関わろうとしたいなと思いました。

このへんのことで思い出すのは、昔わたしはtumblrにハマっていて、親にも心配されるほどリブログしまくりエブリデーだったのですが、そこで日々リブログしあっていた、きっとどこかハンガリー?どこだろう?とにかく異国の女子が、震災が起こったときに、「あなたは日本人でしょう?無事?停電が起きているの?」と、tumblr上でメールをくれたんです。それに対してわたしはGoogle翻訳で「ありがとう。わたしは東京だから大丈夫。計画停電はあるけど、大丈夫だよ」的なお返事をした。でもGoogle翻訳あるあるか、うまく伝わらなくて「ん?どういうこと?」みたいなやりとりがあったあとに、彼女が「今のわたしたちって、ロスト・イン・トランスレーションみたいね(笑)」とメールをくれた。

これは本当にすごい体験で、私たちは好きな画像が似通っていてリブログをしあっていたことで、「この画像収集感があるなら、相手もロスト・イン・トランスレーション(ソフィアコッポラの言語理解や、相互理解の難しさを描いた映画。日本も舞台になっている)を既に観ているはずだ」という部分が、ノー確認、暗黙の了解になっていたのです。もちろん、既にわたしも観ていました。

このとき画像のやりとりだけで、感覚が言語を超えた!!!という感じがして、嬉しかった。

すぐに英語ができる、わかるようにはならないけれど、あのときの彼女のような優しさを、自分も持てるようになりたい。

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全くまとまりのないブログになりそうだけれど、残すんだ、自分の島を持つんだ、というつもりで、やってみようと思います。